顔の中心にあるパーツであり、整った顔立ちの人を“目鼻立ちがいい・はっきりしている”と表現することからも分かるように、人間にとって非常に重要な部分であることがわかります。だからこそ、コンプレックスを感じている人も多く、整形をしたいと考えている人も少なくないようです。ここではそれぞれの悩みや、それに応じた施術方法などを紹介します。日本人に特に多い悩みとして挙げられるのは“低い・高さを出したい”といった悩みでしょう。高さがあれば顔にメリハリもつきますし、顎と鼻先とを結んだEラインがはっきりすることで横顔も美しく見えるといわれています。これにはプロテーゼ(医療用に開発されたシリコン)を入れたり、他の部位を使って筋を伸ばす鼻中延長などが適しているでしょう。安価なものであれば費用は10万円前後ですが、他の部位から軟骨を取り出して埋め込む手術などは50〜80万円ほどの費用がかかることもあります。プロテーゼ以外にもヒアルロン酸を注入したりメスで切開して縫い合わせたりする整形方法なども有名です。ヒアルロン酸注入なら7〜15万円、メスを使っての整形治療となると20〜40万円くらいの費用を考えておくと良いかもしれません。理想が人によって違うからこそこんなにも多様な整形術があるわけです、焦らず時間をかけてさまざまな施術方法を調べてみましょう。
目や肌のたるみ解消といった整形術は費用の範囲がある程度限られています。しかしながら、鼻に関しては値段の幅が非常に広く、数万円程度のリーズナブルなものから100万円近い高額な施術方法もあるため、実際に手術を受けようと考えたら予算の壁にぶつかってしまったというケースもあるようです。値段を抑えて施術を受ける方法はあるか、という質問に対して答えるならば「YES」と言えるでしょう。値段を抑える方法ですが、まず挙げられるのはヒアルロン酸やボトックスのような美容注射を利用する方法です。美容注射は大きな変化を望む人にはあまり適していませんし、効果も半年〜1年ほどではあるものの、10万円以下とリーズナブルな値段で利用できるものがほとんど。さらに、耳などから軟骨を取り除いて移植するような施術よりは、シリコン製であるプロテーゼを用いた整形のほうが10〜20万円ほど低い料金設定になっていることもあります。また、鼻そのもの整形だけでなく、目や頬、フェイスラインなども合わせて施術することで、自分のなりたい顔立ちに近づけるという方法も良いでしょう。顔というのは全体のバランスが整ってこそ美しいと感じられるものですから、鼻だけを整えようとするのではなく、目なども合わせて行うことでより効果を感じられる可能性が高まりますし、結果として費用を抑えるチャンスとも言いかえられます。